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やけどした時の対処について

こどものまわりには、お湯・スープ・めん類のつゆ・コーヒー・お茶・やかん・フライパン・ストーブ・コタツなど、やけどの原因になるものがたくさんあります。また、ライターなどの火遊びや花火もやけどの原因になります。
こどもの皮膚は薄く、やけどが重症になりやすいです。すぐに水道水などの冷水で冷やすことが大切です。ただし、赤ちゃんは身体が小さいので、冷やしすぎないよう気をつけましょう。また、氷で冷やすのは避けましょう。バターや油などはぬらないこと。
病院に行くときは、ガーゼなどの清潔な布で患部をおおっておきます。水ぶくれをやぶってはいけません。衣服の上からやけどをしたときは、あわてて衣服を脱がせずに、衣服の上から水道水などで冷やしてから、皮膚を傷つけないように脱がします。ひどいときは衣服を着せたまま病院へ連れて行きましょう。

☝こんなときは救急を受診しましょう(皮膚科・外科が最適です)

  • 水ぶくれ(水疱)やただれが、500円玉より大きい
  • 水ぶくれが破れたり、その痛みが強かったりする
  • やけどの範囲が広い(こども自身の手のひらの大きさをこえる)

☝次のような場合は、特に急いで受診して下さい

  • 皮膚が青白くなっている、ただれたり黒ずんだりしている
  • 範囲が広い(乳幼児の場合、おとなの手のひらの範囲をこえる)
  • 顔や目、性器を含むやけど
  • 意識レベルが低下している

低温やけど

40〜50度の比較的低い温度の熱に長時間皮膚が接触したときに起こります。使い捨てカイロ・床暖房・ホットカーペット・電気アンカなどで、気づかないうちに皮膚の深いところまでやけどする場合があります。水で冷やしても意味がないので、早めに病院を受診しましょう。