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ひきつけがおきた時の対処について

ひきつけは、多くの場合、突然意識がなくなり、呼吸が不規則で浅くなりくちびるが青くなり、けいれんが終わると意識も戻りますが、その後一時的に眠ることもあります。
熱性けいれんは、6か月から6才の乳幼児期に、発熱時にのみけいれんを起こします。ほとんどの場合、5分以内にけいれんがおさまります。また、6才以降では起こすことが少なくなります。

☝こんなときは救急を受診しましょう

  • 元気がなく、意識障害や嘔吐があるとき
  • 6か月未満の赤ちゃんのけいれん 
  • 24時間以内に2回以上のけいれん
  • 15分以上続くけいれん 
  • 身体の片側のけいれん
  • 発熱のないけいれんを起こしたとき

家庭でのケア

あせる気持ちはわかりますが、まずすべきこと!

  1. こどもの着衣をゆるめ、呼吸をしやすくします。
  2. 頭を横向きにして口腔内の分泌物や吐物を口から出します。
  3. 口に指や箸を入れて、舌を噛まないようにする必要ありません。
    逆に嘔吐物で窒息させる記念があります。
  4. 落ちついて、けいれんの部位や持続時間を見て体温を測ります。

明らかな熱性けいれんであり、けいれん後は元気で水分がとれていれば、しばらく様子をみても構いませんが、翌日にはかかりつけ医を受診しましょう。
ただし、痙攣が長時間続く・意識が戻らない・痙攣をくりかえすなどのときは救急受診指定ください。きちんと診断を受け、今後の対処について話し合っておくことが必要です。