医療法人社団 桐和会
赤ちゃんとはよく泣くものです。泣くのが仕事のようなもので、泣くことが自分の気持ちを伝える唯一の手段だからです。
赤ちゃんが泣き出したら、次のようなケースを考えてみましょう。
病気がある(発熱や痛みがあるとき)
・・・発熱でむずかって泣くこともありますが、痛みのために泣いていることもあります。耳によく手をもっていく(耳が痛い)なら中耳炎が、足のつけねにふくらみがあり、さわると痛がり、赤くなっていたら「そけいヘルニア」が疑われます。また、泣いてはおさまり、また泣き始めるのをくり返し、嘔吐・おなかがはる・血便などの症状があれば、腸重積を疑います。