メニュー







吐くのが止まらない時の対処法について

食べ物を吐くことは子供にしばしばみられます。
一回吐いて機嫌が良くなるなら、あわてることはありません。
吐く原因にはいろいろなものがあります。
多くはウィルス性胃腸炎(おなかのかぜ)によるもので、症状はたいてい数日でおさまります。
吐くのに続いて下痢になることが多いようです。

☝こんなときは救急を受診しましょう

  • 生後6か月未満の赤ちゃんで、吐いてぐったりしている
  • 吐いたものが黄色〜黄緑色(胆汁が混じる)、または赤色〜褐色(血液が混じる)
  • 熱があり、吐いた後も機嫌が悪い
  • 息がしにくそう
  • 意識がもうろうとしている
  • けいれん(ひきつけ)が起こった
  • まったく水分がとれず、口の中が乾いている
  • おなかがはって、身体を動かすと痛がる(歩くと痛い)
  • 食べた後、嘔吐とともに身体が赤くなる(じんま疹が出た)
  • 腐敗したものや毒物が原因の吐き気

家庭でのケア

  • 寝ながら吐いたときは、吐いたものが気管に入らないように顔を横に向けて下さい
  • 胃腸炎が家族に感染しないように、吐物・便はすぐに処理し、手洗い・消毒を行ってください。
  • ウィルス性胃腸炎で吐き気が長く続く場合は、イオン水(OS-1など)などの水分を少しずつ与えて下さい。ジュースや牛乳は控えて下さい。