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おなかが痛い時の対処法について

こどもの腹痛はわかりにくいものです。
まず、こどもの様子をよく観察し、何か他の症状がないか、よく聞いてみて下さい。

  • 吐いているか?
  • 今日、便が出ているか?
  • 下痢をしていないか?
  • 熱はないか?
  • 顔色は悪くないか?

などチェックしてみましょう。
腹痛を訴える子供さんはたびたび見かけます。悪くならず他に元気であれば多くは心配ありませんが、お子さんは痛みがあると不安になるので、お腹をさすってあげるなど安心させてあげてください。
腹痛の原因は便秘や下痢のことが多いです。もし何日も便が出ていないようなら浣腸をしてみるのも一つの方法です。ただし、他の症状があったり強い腹痛のときは、病院で相談してください。
出た便もよく観察して、おかしいなと思ったら医師のところへ便を持って行きましょう(特に血便のとき)。

☝こんなときは救急を受診しましょう

  • ときどきおなかを痛がり(赤ちゃんの場合は、泣いてやみ、泣いてやみ)、何回も吐き、顔色が悪く、そのうち便に血が混じる
  • 38度ぐらいの発熱があり、嘔吐する
  • 次第に腹痛が強くなり、身体を丸くして痛がる
  • 歩くとき前屈みになる
  • 腹痛があり(はげしく泣く)、そけい部がはれている

特に、赤くはれているときは緊急受診

  • 強い腹痛があり、両側の下腿(ひざの下)に出血斑(あざのようなもの)が点々とある。尿が赤かったり、茶色っぽかったりする
  • 腹痛と嘔吐があり、お腹がはってテカテカと光っている
  • 腹痛とともに、白目が黄色く見える(黄疸)
  • 腹痛を訴え、食事も水分もとらない。何度も吐く