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ゼーゼーいう時の対処について

ゼーゼーは、空気の出入りする通路(気道)が狭くなったために、呼吸によって生じる雑音です。こどもは気道が狭くて気道の壁がしっかりしていないので、痰(たん)を出しにくくゼーゼーが起こりやすいものです。
かぜをひくたびにヒューヒュー・ゼーゼーいったり、咳が長びきやすいこどもがいます。『ゼーゼーと聞こえるけど、熱もなく食欲もあり、いつもとかわりなく眠れる。』ということもあります。このようなときは、痰がうまく切れないためゼーゼー(ゼロゼロ)といっている場合もあります。
お子さんが苦しそうにしていなければ、様子をみることもできます。ただし、喘息症状のこともありますので、日中にかかりつけ医の受診をしておくことを勧めます。

☝こんなときは救急を受診しましょう

  • 生後6か月未満の赤ちゃんで、ゼーゼーがあり苦しそうなとき
  • 呼吸で小鼻がぴくぴく動くとき
  • 顔色が悪く、くちびるが紫色(チアノーゼ)のとき
  • 肩で息をし、ゼーゼーで眠れないとき
  • 鎖骨(さこつ)付近やみぞおちが呼吸とともにくぼむとき
  • 気管にものが入ったような突然の咳・ゼーゼー

家庭でのケア

お部屋が乾燥しすぎないように。寝室はよく掃除しましょう。
いつもどおり何でも食べましょう。お風呂に入ってもかまいません。

  • ゼーゼーが強く機嫌が悪いとき、元気がないとき
  • 咳で眠りが浅いとき
  • 咳で吐いてしまうとき
  • 発熱があるとき

以上のような症状で、ゼーゼーが気になるときは、かかりつけ医を受診しておくことが大切です。