医療法人社団 桐和会
当院ではまず、総合診療医として診療にあたります。病気は必ずしも臓器と一対一で対応しません。咳が出るから呼吸器疾患とも限りません。おなかが痛いからといって消化器疾患とも限りません。今抱えていらっしゃる問題を詳細に伺い、お体全体の状態を評価することで、診断、治療に結び付けてまいります。
また、消化器内視鏡による消化器がんの早期発見、治療に関しては特に専門としている分野になります。今や胃がんや大腸がんは早期発見すれば治癒する病気となりました。心配だけど受診はしたことがないという方、結果が怖くて検査を受けられないでいる方はぜひ一度ご相談ください。
総合医として、専門医として、皆様の抱える問題を解決に導きます。お悩みがありましたら、なんでもお話しください。
なお、各種健診にも対応しております。ご希望の方はお電話などでお問い合わせください。
慢性的な肩こり、腰痛から打撲、骨折などの外傷、さらには痛風や骨粗鬆症などの内科疾患と連動したご病気まで幅広く対応いたします。
整形外科の疾患では、疼痛のコントロールが重要となります。当院では、塗り薬や湿布といった外用薬の使用、鎮痛剤の内服、温熱療法などのリハビリテーション、関節注射やブロック注射などの注射療法の4つを組み合わせて疼痛に対応いたします。専属の理学療法士とともに、問題解決への道筋を探してまいります。
発疹や蕁麻疹、肝斑などの治療、イボに対する凍結療法、ウオノメやタコを削る鶏眼/胼胝処置、粉瘤に対する手術(くりぬき法)など様々な皮膚疾患に対して対応を致します。
また肌荒れ、ニキビ、シミ、などのご相談もお受けしております。紫外線による光老化、乾燥によるダメージ、酸化ストレスや糖化ストレスなど、お肌のトラブルの原因は人それぞれです。一人一人に合ったスキンケア方法を一緒に考えていきましょう。
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診断、治療手段の進歩により、早期の胃がん、大腸がんは内視鏡治療により治癒しうる病気となりました。
一方で、進行してしまった消化器がんの治療は未だ困難です。そのため、がんを早くに見つけることが重要です。そのため当院では年1回の上部消化管内視鏡、3年に一度の大腸内視鏡をお受けいただくようお話ししております。
→上部消化管内視鏡(胃カメラ)
口又は鼻から内視鏡を挿入し、食道、胃、十二指腸を観察する検査です。検査はのどにスプレータイプの麻酔をしてから行います。
反射が強くつらい場合には、細い内視鏡を鼻から挿入する経鼻内視鏡や、静脈麻酔を使用し意識をなくした状態で行う鎮静下内視鏡に切り替えることも可能です。
⇒胃カメラを楽に受けるために
胃カメラがつらくなる原因には、のどに力が入り内視鏡を締め付けてしまうことや、唾液を飲み込もうとしてむせること、慌てて起き上がろうとしてしまうことなどあります。
そのため、“力まない、唾をのまない、動かない”ことを意識していただくようお話ししております。内視鏡室では遠くをぼーっと見るような感じで横になり、息をゆっくり吸ってゆっくり吐くこと、唾は口から垂れるに任せることなどをご案内し、極力楽に上部消化管検査ができるように心がけております。
→大腸内視鏡(大腸カメラ)
肛門から大腸用の内視鏡を挿入し、大腸全体を観察する検査です。事前に下剤を内服し、便を完全に出し切ってから検査を行います。
初めに一番奥まで挿入し、抜きながら全体を観察します。
観察時には腸内に空気をいれ、腸を膨らませて観察するため、検査後におなかが張ることがあります。当院では吸収がよく腸内から速やかになくなるCO2ガスを使用することで、検査後の苦痛を軽減しております。
検査時間は、スムーズに挿入できた場合には15分程度で検査が終了します。大腸が長かったり、手術後で癒着していたりすると、内視鏡が入りにくくなることがあります。その場合、無理に検査を行うと痛みが出ることがあるので、鎮痛剤を使用して検査を行います。場合によってはカプセル内視鏡などの検査に変更することがあります。
定期的にお受けいただいた方がよい検査なので、とにかく苦痛がないようにと心がけております。
→カプセル内視鏡(小腸、大腸)
カプセル内視鏡検査は、カプセル型の内視鏡を口から内服して小腸や大腸を観察する検査です。
撮影した画像をデータレコーダに記録し、撮影終了後、データレコーダの画像を解析致します。スコープ型の内視鏡を挿入する必要がないため、苦痛が少なく検査ができる利点があります。
保険適応範囲が限られますので、詳細は診察時に医師にご相談ください。なお、小腸用と大腸用でカプセルが異なるため、小腸と大腸を同時に検査することはできません。
超音波検査により肝臓、胆のう、胆管、腎臓、脾臓、すい臓、膀胱、甲状腺などの観察が可能です。脂肪肝や胆石、腎臓結石や腫瘍の検索などに有用です。人には聞こえないほど高い音を使用して検査をするため、体への負荷が少ない検査です。
一般的な胸部や腹部、骨の写真の他、MD法による骨密度の測定を行うことができます。
心臓の筋肉の動きを、筋肉が出す電気を測定することで調べます。一般的な心電図の検査では数秒間の動きを記録するのみですので、不整脈などを疑った際には24時間分の心電図を記録するホルター心電図を行います。
息を吐く速度や肺活量など、呼吸の機能を評測定します。喫煙による肺気腫や、間質性肺炎などによる肺の硬化の程度を評価します。