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あしが痛い(下肢痛)について

関節や骨などに異常があると、元気で動き回っているときに一番痛がるはずです。
眠ったとき(夜間)によく痛みを訴えるようなら、まず大丈夫と考えてよいと思いますが、痛みの強い場合は、念のため翌日受診したほうがいいでしょう。

一見、成長痛かなと思われるケースでも、重い病気がかくれていることがあります。

  • 同じ箇所の痛みが続き、よくならない
  • 昼間の活動時に歩き方がおかしい

こんなときは、放置せずに受診して下さい。

☝こんなときは救急を受診しましょう

・歩けない、歩き方がおかしい
・あしがはれている、さわると熱い

成長痛について

こどもはいろいろな場面で「あしが痛い」といいますが、特に骨・関節・筋肉などの問題がないのに痛みをくり返す場合、「成長痛」とよぶことがあります。
成長痛とよばれるものの特徴として、
1)3〜7才にほぼ集中している
2)急に「あしが痛い」と大騒ぎするのに、翌日には何事もなかったようにケロッとしている
3)主に夕方から夜間にかけて痛みを訴える
4)同じようなことをくり返すことが多い
5)特定の場所を痛がるわけでなく、痛む場所を正確に表現できない
6)痛みの程度が強く経過が長いわりに、関節などの異常がない
といったことがあげられます。

原因については明らかにされていません。ただ、痛みがあればお子さんは不安になるので、さすってあげたり湿布などで安心できるようにしてあげるとよいです。また、靴があっていないことはないかもみてあげましょう。