医療法人社団 桐和会
はじめまして、院長の加賀谷 知己雄です。「かがや ちきお」と読みます。
みなさまよろしくお願いします。
A:宮城県仙台市太白区出身です。牛タンとずんだと笹かまと冷たい大福と伊達政宗が有名ですね。高校まで仙台におり、卒業後に福島県立医科大学に入学しました。大学修業後は、研修医として仙台医療センターに2年間勤務した後、救急医として6年間在籍しました。2019年、東京都の青梅市立総合病院への配属を機に上京し、都立小児医療センターを経てタムスグループに入社し、このたび、タムスファミリークリニック豊洲の院長に就任しました。当グループ入社以前は救急医として働いていました。
A:救急患者の対応、重症の患者様をみる集中治療、ドクターヘリで行うプレホスピタルケアを行ってきました。救急全般が専門です。研修医時代に近くで見ていた救急の先生がまあかっこよくて! 医師も人間ですから患者様を前に焦りを見せてしまうことはあります。素が出てしまうというか。しかし、救急の先生たちは常に冷静で、着実にその場をマネジメントしていくのです。その姿に憧れを抱いていましたね。
A:高校2年生の頃までは、何かになりたいという気持ちがなかったんです。ただ、父親が厳しい人だったので、なんとか認めてもらいたくて、理系の一番上なら医学部だろうということで進路を決めました。父親に医学部の合格を報告し褒めてもらえたときはとてもうれしかったですね。ですが、未だに私の両親は私が医師だと信じていません(笑)。「本当に?」「大丈夫?」ってそんな感じですね。
A:患者様が話しやすい雰囲気でいることを心掛けています。話しやすい医師であれば患者様がたくさん相談してくださるので、病気の動機や治療のヒントが見つけやすくなります。そのほか、メッセージ性の強いキャッチ―な言葉選びで簡潔にお伝えるするようにもしています。私が一方的に長々と話しても、すべてを覚えて理解することなんてできませんよね。
また、私は救急医出身なので重症な病気を逃さないようにという点には注意しています。例えば、「胸がもやもやします」という患者様がいらっしゃった場合、締め付けられる痛みか、移動する痛みか、安静にしているのに痛むのか、など、痛みの具合をいくつかのチェックポイントでお聞きして病気の兆候を確認します。重症なものを決して見落とさないようにということは最も意識している部分です。
A:患者様の年齢層は子どもから大人まで幅広い傾向にありますが、疾患は整形外科の患者様が多いように思います。腰・膝・肩・首の痛みを訴える方が多いですね。リモートでお仕事や勉強をする機会が増えた影響で、腰が痛い、首が痛い、という方が最近非常に多いです。そのような方には、30分に1回、姿勢を変えるようにお願いしています。『これだけ体操』(※)も有効ですよ。YouTubeでストレッチの動画を流して実践していただくのも良いです。
余裕がある方は日常生活に運動を取り入れましょう。身体を動かしてください。オススメの筋トレはスクワットですね。スクワットは身体の上から下までの筋肉に効くので全身の血流がよくなりますよ。
★加賀谷院長オススメ 腰・膝・肩・首の痛みに
・30分に1回、姿勢を変えましょう
・『これだけ体操』をしましょう
・自分に合うストレッチ動画を探してみましょう
『これだけ体操』、お教えします。何かのついででも、気軽に聞いてくださいね。
A:当クリニックは総合診療クリニックなので、例えば内科から整形外科に診察を移行する際でも複数のクリニックに通わずに治療可能です。先日は整形外科疾患の治療で来院された方と健康相談のような話しになって「血圧が高くて……」という何気ない会話から、内科の治療を検討することになった患者様がいました。患者様全体を診ることができるクリニックだと思っています。もちろん、専門の治療が必要な場合には紹介をさせていただきます。救急医時代も、どのような患者様をもまずは診察して適切な標榜科を選定しておりましたので、お困りごとがあればまずご相談いただけたら幸いです。
A:東京メトロ有楽町線豊洲駅の直通で雨に濡れることなく受診ができ、商業施設内にあるクリニックなので、飛び込みの患者様もいらっしゃいます。日によっては待ち時間が長くなってしまうこともありますが、現在の診察状況がわかるweb予約システムやweb問診を導入しておりますので、ご活用いただければと思います。
A:大いにありますね。まず、親御様の不安な気持ちがわかります。来院前にインターネットで症状をたくさん調べて質問を準備して来てくださる方の気持ちもよくわかります。「大丈夫ですよ」とお伝えしても、親御様の不安は簡単に消えないんですよね。だからと言って医師が付きっきりにはなれず家に帰ったら親御様にケアをしていただくことになるので、わかりやすい表現でお話しするようにしています。また、子育ては慌ただしくひとつのことに長い時間を割いている余裕がないので、比較的簡単にできることをお願いするようにもしています。
例えば、嘔吐の症状があるお子様のホームケアをお願いするときは、飲ませるお水の量をおちょこ〇杯分とお伝えしたり、皮膚がかゆくなってしまうのであれば、お風呂を控えましょう、爪を切っておきましょうとお伝えしたりします。薬に頼るばかりではなく、こういったホームケアの積み重ねが大切です。ご自宅では親御様が、クリニックでは私が、というように二人三脚でお子様を診ていくことができたらいいなと思っています。
A:趣味は野球です! 小学生から大学生までずっとやってきて、現在も時々試合を楽しんでいます。ポジションはキャッチャーです。息子たちが大きくなって習い事や部活に野球を選択したならば、休日一緒にキャッチボールをして過ごしたいです。
A:当クリニックでは、来院いただいた患者様に「診ることができません」とお伝えすることはありません。何度か通院してもらう過程で様々な角度から最適な治療法を検討し良い方法が見つかる場合もあるので、一緒に相談しながら治療を進めていけたらいいかなと思っています。まずは気軽にご相談ください!